元りあるキッズ安田善紀の『M-1グランプリ2018』感想トーク動画 かつてのファイナリストが漫才愛を語る

元りあるキッズの安田善紀が管理するYouTubeチャンネル『ヤスダの時間』に、『M-1グランプリ2018』の感想を語るフリートーク動画がアップロードされました。

「第二のダウンタウン」から二十余年

安田善紀は、かつてコンビ『りあるキッズ』として活躍した、よしもと所属の芸人です。

1996年放送のテレビ特番をきっかけにコンビを結成し、その2年後に吉本興業へ所属。
『ABCお笑い新人グランプリ』や『上方漫才コンテスト』など賞レースで好成績を残し、中でも『M-1グランプリ2003』では18歳の若さで決勝に進出する、お笑い界のエリートでした。

しかし、その後はメディアで活躍することが少なくなり、活動は低迷。
相方の借金など、様々なプライベートの事情が重なり『りあるキッズ』は解散。

現在、安田はピン芸人として活動しています。

とはいえ、10代半ばから芸人として活動するそのトーク技術は素晴らしいもので、それは本動画からも感じることができます。

これまで動画更新が途絶えていた、驚愕の理由

以前は定期的にフリートークやロケ企画の動画をアップロードしていたのですが、今回は『M-1グランプリ2018』をきっかけに、久々の更新。

そもそも、なぜこんなに更新間隔が空いてしまったのかというと、

「クーラーがない部屋で撮っていたから、夏場は暑すぎて更新できなかった

という、衝撃の理由が序盤に明かされます。

そんな中で、今回久々の動画投稿となったのには理由があり、

これについて喋らな、しゃーないじゃないですか

と、『M-1グランプリ2018』について語る、11か月ぶりのチャンネル更新となったわけです。

安田と「先生」、二人から見た『M-1グランプリ2018』

これまで同チャンネルに投稿された他の動画と同様に、「先生」と呼ばれる一般の方(と紹介されている、ずいぶん喋り慣れている人)と共に、若干遅まきながらの『M-1グランプリ2018』振り返りがスタート。

アルコールとSNSは相性悪いっちゅうのは、キミ学んだからな」

という、先日の騒動を彷彿とさせる「先生」からの忠告を受けつつ缶ビールを開け、まずは「最終決戦、個人的には誰が一番面白かったのか?」という話題からスタート。

先生は『和牛』、安田は『ジャルジャル』と、綺麗に意見が分かれます。

各々の評価点をそれぞれ話し合った後、

「こうなったら、好みになる」

と、かつての審査委員長であった島田紳助をはじめに、今まで様々な審査員が発してきた言葉を引用して、先生や安田の間でも意見が割れるほど『M-1グランプリ2018』最終決戦のレベルは高く、審査がいかに難しかったかを語ります。

『M-1』は優勝するための大会? 爪あとを残すための大会?

動画内で特に印象深い部分は、再生時間9分を過ぎたころ。

ギャロップは他に良いネタがあったのに……という話の流れで、確かにそうなんですよ、と断りつつ、

「これは、爪あとを残すための大会じゃなく“勝つための戦い”じゃないですか。スポーツじゃないですか。
準優勝って意味ないやないですか。金メダルを取らないといけないから。
そこを目標やったとしたら、やりたい演目で勝負すべきやと思いますよ」

と、安田自身もかつて『M-1グランプリ2003』決勝進出者として戦った経験を踏まえて、そんな事を話します。

売れるきっかけとしてM-1に出て、爪あとを残したい人もおるやんか、という先生の意見に対し、それは分かりますと受け入れながらも、

「この大会なんですか? 『M-1グランプリ』でしょ?
一番面白い漫才やったやつが勝つんですよ。そのために出てるじゃないですか。
これに爪痕を残して売れようってって思ってる奴、売れへんと思いますわ

「一番面白い漫才をやる大会に参加してるんやから、一番面白いと思っている漫才をやらないと、ダメやと思いますわ

と、力説。

そこから『芸人として、やりたい事と求められている事の違い』『霜降り明星のネタ構成』の話題を経て、最終的に安田が笑いながら、

「まあ、おもろかったら、それでいいんじゃないですかね、っていうふうに思いますわ」

と、一言。

その結論に行きつくまで、どれほどの時間と労力を芸人人生に費やしたんだろう……、と、見る側に深く感じさせる言葉でした。

チャンネル内では『M-1グランプリ2018』について語る動画の続編を、現在も更新中。
ゆにばーすと安田の関係、ジャルジャルへの高い評価、敗者復活戦の感想など、芸人としての目線を保ったまま、様々な話題へ鋭角的に切り込んでいくその内容は、非常に聴きごたえがあります。

皆様もぜひ、この機会にチャンネル登録を。

【動画情報リンク】

・動画名:『ヤスダの時間 #11 M-1グランプリ2018について
・チャンネルURL:『ヤスダの時間
・更新間隔:不定期
・投稿者Twitter:安田善紀(元りあるキッズ)(@realkidsyasuda)

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