「できるだけ、おもんない子を選びたい」鬼トレーナー小藪・村田の笑イザップ始動
スマホアプリ『大阪チャンネル』の新しい映像コンテンツ『笑イザップ』のトライアル版動画が、YouTubeの公式チャンネルにて公開されました。
トレーナー小藪千豊「できるだけ、おもんない子を選びたい」
『笑イザップ』は、動画冒頭の解説文によると、
「笑いが取れない若手芸人を、独自の短期集中プログラムで1か月間トレーニングし、面白い芸人に成長させるドキュメンタリー番組」。
まだまだ発展途上の若手に対し、お笑いの凄腕トレーナーがトレーニングを施す動画となっています。
第1回目のトレーナーは、とろサーモン村田と小藪千豊。
「視聴者の皆さんは、お前が売れてへんやん、お前がおもんないやん、みたいな書き込みもあるでしょうけど」
という、小藪の過度に卑屈な態度から始まったものの、同時に『人志松本のすべらない話』のMVS3回獲得を筆頭に、よしもとの中では結果を出しているほうだと嘯きます。
また、今回選抜する芸人についてへ話が及ぶと、トレーニングの結果を分かりやすくするためにも、
「できるだけ、おもんない子を選びたい」
と、意気込みを見せました。
「どうせ忘れるような名前聞いてもしゃーない」
今回『笑イザップ』を希望したのは、よしもとの若手芸人31名。
NSCを卒業してすぐの超若手から、キャラが迷走している9年目の芸人まで、様々な人間がオーディションを訪れました。
審査方法は、1分間で本人たちが思う鉄板トークを披露してもらい、そこからチェックしていくというもの。
面接会場で芸人たちを待つ小藪は、入ってきた芸人に対し、
「自己紹介はいいので。どうせ忘れるような名前聞いてもしゃーない」
と、さっそく鬼トレーナーとしての片鱗を見せます。
赤ちゃんを泣き止ませた話の設定が「嘘やん」
様々な話を聞く中で小藪が引っかかったのは、芸歴3年のヒロカズ劇場の「友達の赤ちゃんをあやした話」。
普段から自分でオペラを作って歌うネタをやっている、と語るヒロカズ劇場。
先日、女友達に「赤ちゃんできたから見にきて」と言われて伺うと、途中で粉ミルクを買うためお母さんが外出。
赤ちゃんと子どもと1対1になってしまった状態で赤ちゃんが泣き出してしまい、どうにか泣き止ませようと自作のオペラを歌ったところ、ビクついたような表情を見せて泣き止んだ……、という話を披露していました。
これに対し小藪は、
「俺は、子どもおるからすごい気になった。奥さんと赤ちゃんがおって、この子が1人で行ってる時点で「えっ?」ってなる」
「嘘やんってなる」
と、一刀両断。
嘘で作ったフリートークと、それによって出世することを「ジェンガで作った城」に例え、
「嘘ついてウケると、また嘘ついてまう。嘘のジェンガでどんどん抜けてって、ガラガラですよ」
「シャブと嘘のトークだけは、絶対に手を出したらアカン。やめられへんようになるもん」
と、厳しいチェックが入ります。
いちご大福、茨城の女ヤンキー、後輩の初体験……
その他、パン工場で働いていた際にいちご大福の検品を行ったトークを独特のトーンで喋る男、茨城の女ヤンキーと五分五分の勝負をした女性芸人、ナンパに成功した後輩の様子を盗み見ていた男の話など、荒削りなトークを見定めていく小藪と村田の目線が気になる今回の動画。
YouTubeの他、スマホアプリ『大阪チャンネル』では完全版も公開中。
もし気になった方は、ぜひともチェックを。
【動画情報リンク】
・動画名:『笑イザップ #1 トライアル版』
・チャンネルURL:『大阪チャンネル公式』
・更新間隔:不定期